グループワーク面接

自分は非常に人前に出る事は自信を持っていた。


それはもともとの自分の性格によるものではなく、大学時代の経験によるものでもある。


でも昨日の某大手出版のかなり絞られてからの面接で聞かれた内容は厳しいものばかりだった。

終わったあと、「あ、今の俺じゃ出版にむいてないんだ」と本当に思った。





正直、面接なんて余裕だと思った。


で、実際余裕で何千人と受ける中の120人の中には入った。


でも厳しかった。そこから次のステップに進むのが。


おそらく40人程度がすすむであろう、次のステップ。



この状態で進んでも、20人弱の内定者にはなれないだろう。




私という人物を見抜いていたからこそ、あえてああいう質問をしていたのじゃないかと思えてきた。他の人にはそんなに厳しいわけではなかった事を知って。

「こいつに得意分野を語らせたら、本質を見抜けない」

自分の志望分野は全くと言っていいほど、触れられなかった。自分のやってきたことなんて、全く触れられなかった。


全然だめだった。もっと触れられるようにしむけられたはずなのに、テンパっていた。



正直、悔しすぎる。まだ結果は来ていないだろうが、3時間のクリエイティブ課題の出来から想像するに、絶対に落ちている。


「本質はそこじゃないんだよ」


そう思いながら、面接も課題もやっていた。わかっていたけど、形にするためには本質から逃げなくてはいけなかった。


そんな逃げる弱さが自分にあったことがショックだった。



「就職活動は終わってからが本当の就職活動だ」



某トップ総合商社の訪問で言われた言葉だ。私の心にはこの言葉が響いている。




私はやりたいことが未だに決まっていない。大手証券2社も、片方は面接の連絡がきて、もう一方もリクルーターにあってほしいという電話がかかってきた。外資コンサルも明日面接だ。今日も順調に進んでいるMacの会社の面接だ(あえて遠回しな表現でいっています)。
可能性は無限大にあるからこそ、可能性はせばめたくなかった。でも今は狭い。正直、企業を絞りすぎた。

商社でも三菱と住友どちらか行ければいいと思っている。万々歳だろう。両社とも社員訪問の時点で、「君はうちに合っているから来なよ」と毎回のように言われる。そういわれても受かる保証なんて全くないし、厳しいのが現実だろうけど。ってかぶっちゃけ受からないだろって冷静な自分もいっている。かなり筆記が通るのが厳しいと思う。今の所、しっかりとしたSPIやGABの試験で落とされた所はないが、商社を受ける奴らは対策する上、英語もめちゃめちゃできる。差は英語でつく。私にとって、英語はもはや天敵であり、正直やばすぎる。

大手出版3社と、7大商社どれか受からなかったら院にいくといっていたことに非常に後悔している。もっと受ければよかった。


出版はKの筆記を辞退し、残り1社となっている。あと2回の面接で内定が決まる所でミスった。正直、もう自分の選択肢から出版が消えたことが私にとって、非常に損であると思う。

できれば、全社から内定を頂き、そこから考えたいと思った。



自分がやれるのは今日を生きるということ。また考えていきたい。とりあえず出版を除いた残り15社から内定をもらいたい。もしかしたらもう少しうけるかもしれない。

今の私にとって、就職活動は出版業界から内定をもらい、三菱か住友の商社から内定をもらってそこから始まると思っている。