勉強を頑張る

まあ最近頑張っているわけですが、結局受かるのか?

ってよく思うわけです。正直、これでも厳しいのが現状です。まず圧倒的に足りないのが

1、日本語の力
これは明らかです。特に大学で文学を専攻している人と、物理を専攻している人では嫌でも差がつきます。これは本当にみんなそんなことはないと思っているかもしれませんが、大学のレポートは殆ど数式しかかかないっていう所で少しずつ3年分の差は開いているのですよ。

2、今までの人生の生き方
どちらかというと、雑学なんか知っていてもね・・・って感じでした。たしかに周りにいろんなことを知っている人はいて、すごいなぁって思いましたが、自分もああなろうとは思ってませんでした。なのでアンテナが常に1本みたいな感じです。現にネットもテレビもない生活を大学入ってから1年程度経験してますから。でもこれがもっとも大切な力なわけです。さらには読書。もっとも大切な部分を自分は一般人よりはしているといえども、本の虫の人には到底勝てません。

3、大学生活
これがもっとも不安です。何をやってましたか?と問われればバイトです。ただバイトのみなのです。ただしそのバイトには命をかけてやってきた自信はありますが、「もっと学生なんだからいろんなことやればいいんじゃないの?」といわれてしまえばおしまい。いくら生活費を稼ぐためといえども、もっといろんな経験をしておけばよかったと後悔することも多々あります。ってかバイトで遊ぶとかもなかったから・・・。


1、2は今からすごい努力をして、何とかなるかもしれないし、ならないかもしれない・・・・ってレベルですが、3に関してはどうでしょう。今からはどうにもならないわけです。

まあこればかりは面接にまでいかなきゃわからんでしょう。まずは16分の1に入れるよう努力あるのみです。



こっからは別の話

バイトをすごい減らしました。今まで週6だったのを、今や週4です。そして来月から週3です。しかも一回の時間も短かったりします。下手すりゃ、いるけどスタジオのみだったり、シフトに入っていても、自分の担当のお客さんの指導で、埋まりきる可能性は多いにあります。

で、バイトを減らす=レッスンもへらしました。特に僕が始めてスタジオレッスンをもてるようになったとき、MGに「これはお前のクラス」といわれたクラスも今月で引退です。先月は2本、クラスをなくし、今月で1本クラスがなくなります。自分で望んだとおりに物事は運びました。

「一つの時代が終わりにむかっているね」

お客様から言われた言葉です。社員も総入れ替えになり、レッスン担当をメインでしていた人が裏方へと回っていく。僕自身は退職する。

かつて自分の店は非常に人気のあるお店でした。しかし、非常に人気のあるMGが他店に異動になり、しばらくして人気のあるインストラクターが一気に退職し、人数的にもスタジオ要員が激減しました。

「お前がこれから頑張れ」

まだ入って間もない自分に託されました。人気がなくなった支店をかつてのように戻す。わずか入社3ヶ月で、スタジオ要員候補となり、努力し、半年経った頃レッスンをもつようになりました。
しかし人気とは程遠い。辛いことや、悔しいことをいわれたりもしました。「集客の問題でお前を月曜からはずしたい」と言われたこともありました。自分の描いていたイメージからはかけはなれた現実に戸惑い、そして苦悩の日々をすごしました。MGとの確執などもありました。

そんな辛い時期からだんだんと良い方向に進んでいったのはMGとの確執もなくなり、自分も新たなレッスンを始めた頃です。集客は増え、たしかに盛り上がってきた感じはありました。

しかしそこでMGの異動。そして人気インストラクターの退職で、店は一気に落ち込みました。


「初心者のためのテクニッククラスを導入したい。」


自分が要望した案です。できれば、どのレッスンもテクニックだけのクラスを入れたかったのですが、インストラクターとの兼ね合いもあり、自分のクラスに導入させました。初めての人を呼び込みたい。
自分が思い描いていた構想とは程遠いですが、着実とゆっくり向かいはじめていると僕は信じています。そしてそれを次の人に引継ぎたい。そして2年後には以前のような輝きを取り戻す店にしてほしい。

先週の金曜日。僕が導入したクラスが僕自身にとってラストでした。12月からはインストラクター変更となっています。

お客様はその時間にしては多く、普段集まらない時間であるのに、その日一番の集客となりました。

「仕事を前日家に持ち帰って終わらせてきた」

「今日は仕事さぼりました」

「なんでやめちゃうんですか」

たくさんの声を頂き、自分は頑張ってきてよかったなと心から思いました。

最初のレッスンは3人でした。そして次の週は2人でした。毎週金曜日は嫌な日でもありました。


「今日はレッスンできるかな・・・」


そう思って、不安になりながらスタジオをあける。お客さまが固定しない。もう嫌だって本当に思いましたが、そんな足掻きの成果か、終わる頃には集客しづらい金曜で安定した人数を集めるようになりました。


僕の頑張っていた時期を一つの時代と表現してくれて自分の命をかけてきた2年間はあながち間違いではなかったかもなって思いました。


これからの「時代」はどういう方向にすすむかわからないですが、自分がいつか構想し、目指したような店になってほしいと思っています。自分がもっともっとカリスマ性があればなぁ・・・ってよく思いますが、まあもともと自分は表舞台に立つのが苦手な人間なのでしょうがない。まあでも辞める最後のレッスンまで自分はいつか夢見たカリスマ性溢れるレッスンに近付けたらいいなあって思います。