来週からいよいよ

院試を迎えるわけです。

第一志望まではあと2ヶ月あります。でも実質来月にはある程度実力を完成させないといけないわけですか。


昨日は懐かしい人にあいました。たまたまだったけど、丁度2年半ぐらい経っていたのか。


2年半の報告なんて、考えてもでてこないんだよね。結局最近あった出来事の話になったし、あとは昔の人が今なにしているかとかいう報告であっと言う間。でも今の時期の2年半って相当成長するもんだなぁって実感しました。


2年半という期間は自分にとってゆるやかだが大きな人生の転換期であったといっても過言ではない。


2年半前は、今の職場に入った自分の選択に満足していて、このままいろんなことをここで学ぼうって思っていました。
とても楽しい日々で、努力することも苦ではなく、いろんな知識がついていく自分にとても満足していた。というか自分に対してとても満足していた。

今はそうではない。就活失敗し、次は院試で勉強をしていて、もしこれに落ちたらとか考えてもみたりして、就活を通じて自分の人生とはとか考えたりもして


でもそんなこと本当は小さいことであって、もっと大切なものが自分にはあるって思っているし、大切な役割が自分にあるんじゃないかと思ってもいる。


この2年半いろいろなことがあった。


人前に出る辛さ、そして楽しさを知った。

バイクを買った。自分のお金を持つようになった。

一つのことに努力をし続ける大切さ、そこから得られる達成感を味わった。

いろいろな世界を知った。いろいろな人間がいることを学んだ。

迷うんだったら行動するほうがいいことを知った。

自分の存在を否定されることを味わった。

他人を怒る難しさを知った。

人を育てる難しさを知った。

立場に負けない自分の主張をはっきりと言う強さを身につけた。

責任という言葉の意味を考えた。

友人の死から自分の無力さを知った。

ずっと尊敬していた人が、間違っている時もあることを知った。

自分の選択の結果を大切に扱うようにした。

本当の戦士に剣はいらないという言葉の意味を知り、現実はそうできていない自分がいる。

自分中心でひっぱっていくのではなく、自分がそれ以外でどうやってチームを良い方向に導くかを考え続けた。

就活で自分の人生を考えた。

視野の狭さを知った。

いろんなことに挑戦しようと決めた。

そして今、自分の価値を探し続けている。


2年半という時間をかけて、自分の小ささ、無知さ、無力さ、そして可能性の大きさに気がついた。

「世界をはばたいてやる!」

全てはこの想いが絶対自分にはあるんだと思う。

今の一瞬一瞬が、この想いを実現させる力となっていっていると思う。



まあそんな言葉がすらすらと出て行くわけではなく、何か伝えたいんだけど、伝えられなかった3時間だった。
このブログは読んでない人で次いつ会うかわからないけど、まあ考えてみるとこんな想いが俺にはあったんだなぁって思った。


それでも俺が一番びっくりしたのが、2年半で人って成長したっていうか落ち着くんだなw。なんかいきなり声かけたら狼狽するかなとか考えてもいたけど、意外と普通で「あ、なんだ。。。」って拍子抜けしたw。むしろ個人情報だから言えないけど、その人にとって大きな出来事をさらっと言ってきた時、「ああ、大人になったなぁ」って思った。相談とかもされて、昔だったらそんなことは自分の心で閉じてしまうような人だったのになぁって思いながら聞いていた。なんていうか、言葉にしづらいけど「人は変わるんだよね」って当たり前のことを思って、自分も振り返ると2年半で変わっていた。それを今の日記にしているわけです。


もう2年半前のことは取り戻せない。それに取り戻すには空いた時間が長過ぎた。


出会った時に感じた以上に魅力的な人間になってました。これから、自分も他の人にそう思われるような人間になれるよう日々成長したいと思います。