以前もこんな事が

私は、日記を書きながら合格発表を待つことがあった。

大学受験の時である。あの時は、これからどうなるかという不安等に苛まれながら不安と向き合い、自分と向き合った。

今もそうである。あと1時間である出版社の筆記結果が発表される。一応第一志望群だ。


正直、受験と大きく違うのは、その人の人間性を見る所だ。この人はどういう人間か、そしてこの会社に合うか。一種のお見合いのようなものだといわれているが、確かにその通りであり、かっこよくて年収が良い男はお見合いをすれば、誰でも結婚したがるし、逆にださくて年収もぼろぼろの男はさけたがる。
就職活動も一種のそれであり、私は自分がかっこいいのかも、年収がいいのかもわからない。だから企業に判断してもらう。ただ言えることは頑張ってきましたってことしか言えない。

ただ筆記試験は違う。そこまではお見合いの約束を取り付けるまでの苦労なのだ。


それがきれいですばらしい女性、ここでは人気な企業となるが、その方とお見合いをするためにはまず約束をとりつけなくてはいけない。


そこで重要になってくるのはエントリーシートと筆記試験だ。

私の大学であれば、ここまでのステップはいとも簡単にクリア出来ると言われているが、今回志望している企業はそれが全く通用しない。要求されるのは、世の中の物事を広く浅く見ているか、クリエイティブな人間か。

正直、その求められている人材とは少し離れた所にいる自分が、そこを通過できるかが何よりも不安だった。会って、「こいつはダメだ」と思われてしまえば、それはそれで納得がいく。でも会わないで、「こいつはダメだ」と思われてしまうのは嫌だ。

やれる限りのことはやった。エンタメ対策も気が乗らなかったがやった。私の志望する仕事にはそういった能力は必要ないと思ったが、勉強はした。凡人ながら、頑張って短歌も書いた。


あとは結果を待つだけ。この結果は良い結果であれば大きな自信になると思う。あと1時間、私は次の筆記試験の対策をしながら待ちたいと思う。






*追記

受かってました。無事面接までいけるようです。

頑張ろう!